中国は10日、旧正月の「春節」を迎え、前日夜から10日未明にかけて新年を祝う大量の花火が打ち上げられました。
その影響で、広い範囲で有害な粒子の濃度が急激に上昇するなど、大気汚染が更に悪化した模様です。
旧正月は新年を祝う大量の花火が打ち上げられたり、爆竹を鳴らすのが伝統のようで大気汚染の心配が懸念されていましたが、ますます汚染が加速してしまいました。
このうち北京では、気管支炎やぜんそくを引き起こすとされるPM2.5と呼ばれる有害な粒子の濃度が市の環境保護局の観測で、10日未明に環境基準値の
10倍以上に当たる1立方メートル当たり800マイクログラムに達しました。
同じ観測地点の9日の日中のPM2.5の濃度は1立方メートル当たりおよそ150マイクログラムで、花火や爆竹の影響で急激に上昇したことになります。
年越しのイベントなので気持ちはわかりますが、これだけ大気汚染が問題になっていますし、隣国にも影響が出てくるので少しは考えて欲しいと思います。
まさにマンションの隣の人が騒いでいて煩いと思うのとおんなじですよ。。。